頑固爺じぃ登場‼

 

「人生七十、古来、稀(まれ)なり」から来ている「古稀」を迎え、ただの爺さんになった。

 

ただの爺さんだが、筋金入りの「頑固爺じぃ」である

頑固だけならまだ可愛げがあるが、ねっからの〝肥後モッコス〟である。

 

さて、肥後モッコスの頑固爺さん・・・我ながら「うるさい爺じぃ」と思われているだろう…と、自認している。

 

 座右の銘は「命ひとたび」人生は一度きり、出来る限り楽しくやろう‼…人生を3回に分けて生きている。

 

 

 

3回に分けて生きようと思ったのは、30代の前半だった・・・

 

 

 

 

<第1章>

生活は安定していたが、「出る杭は打たれる」の例え↓↓↓…それでも20年余り在職して、電々公社(現NTT)の技術系にバイバイした。

 

<第2章>

家内工業に毛の生えた零細企業の後継ぎになった‼

3K(危険・汚い・きつい)の仕事だった。。。でも楽しかった‼ やればやっただけの成果が有った。

 

第3章(最終章)を楽しむため、とにかく働いた・・・睡眠時間以外は全て働いていた気がする。

 

〝やる気〟〝勇気〟〝根気〟

 

元気だった‼ やる事、なす事、すべて楽しかった。

 

〝失敗は成功の元〟…後で強烈なKOパンチが来るのも知らず、失敗までも事業の糧としていた。

 

 

第2章の幕引きは、予定年齢55歳にKOパンチを受けながらやってきた。。。

 

慢性的なストレスと過労で体力の限界が来た。。。家族から引導を渡された。。。

 

ここが引き際、踏切(フンギリ)時・・・・・・・・・・・・すべての肩書きを捨てた。

 

 

無職の〝おじさん″ゆっくりスタート

 

朝、居間でゆったりと新聞を読みながら窓の外を見ると、の~んびり雲が流れていた。

 

庭に出ると、草花が咲いていた。

我家の花をきれいと感じたのは久し振り、何時の日だったかな?………………思い出せなかった。

 

無職、自遊人・・・

ゆっくりと。。。のんびりと。。ぼちぼち、と。第3章(最終章)に足を一歩踏み入れた。 

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