移住 生田さん_インタビュー

2016.8月某日

菊池市に移住された生田さんにお聞きしました。

生田さん:家族構成 3名

          移住歴  5年(菊池市)

       ライフスタイル 自営業(半農半X)

 

①よかったこと

温泉が日常になったこと。

お水を汲むとろこがたくさんあったこと。

家から空港まで、車で1時間以内で行けること。

 

②大変だったこと

☆片付け

当初母子だけで来ていて、旦那さんが熊本と東京を行き来していたので、当時シェアをしていた家族の協力もあり、重い荷物を運ぶ際に手伝ってもらったり、子供をあずかってもらったりして、あとはほぼ一人で片付けました。

 

☆虫・爬虫類など

虫の量が多かったので怖かった。

空き家の期間が長いほど、動物たちの住処になる為、最初は蛇も出てきた。

2~3年で慣れたかな(笑)

対策として、アロマ(虫が嫌いそうな匂い)を焚きました。

 

☆冬が予想以上に寒かったこと。

こたつと石油ストーブだけでは、隙間風で家が全く温まらなかった。

 

 ③困ったこと

ショッピングやグルメの選択肢が少ないことかな。

5年後の集落の未来を見据えてほしい。

現役で行事を取り仕切ってらっしゃる世代のみなさんが、行事を維持するために次世代に継承するのか、しないのか。

ただ継承するのではなく、なんの意味があってこの行事は継承されるべきなのかを、空き家・高齢化の問題も含めて見据えていただけたらと思います。

 

区役も減っていき、ただ廃れていくだけになる。

区役に出ても役をこなすだけで、継承できているのか。・・・など

生田さん、ご協力ありがとうございました。

移住前は、東京都にお住まいだった生田さんファミリー。

前々から田舎暮らしを考えており、仕事の傍ら市民農園で作物を育てたり、自然農の勉強会に参加されていたそうです。

そんなある日、東日本大震災が起こり、放射能や食べ物・水のこと・・・恐怖に包まれた時、移住も含め本格的に家を探そうと思われたそうです。

 

田舎家を探すにもまずは知り合いから…と思い、広島に住む友人にたずねてみると、「田舎暮らしをしている親戚から、仲介がいないと集落に入るのは厳しいという話を聞いたよ」との情報が。

 

更新がストップしている空き家バンクも多く、「遠い未来なのかなぁ」と感じながらも探していると、SNSを通して、熊本で一時避難センターを開設していたS氏と知り合う。頼って行ってみると…なんと到着したその日にセンターが閉鎖。

 

今思えばこの出来事が、「自分たちの力でやるしかない‼」と思った瞬間だったそうです。

 

S氏に事情を話すと、「里山暮らし応援隊」を教えてもらい訪ねてみる。

その日のうちに、「物件を交渉するから、シェアハウスにするといいよ。」と言われ安堵し、荷物をまとめるために東京へ。

荷物をまとめ、まずは母子でシェアハウスへ。

現在のお住まいを見つけて入居されるまでには、期間が約4ヶ月ほどでした。

その間には、契約間近にみえた物件が突如親戚(持主方)の反対により白紙になったりと、悩ましい出来事もありましたが、里山暮らし応援隊スタッフのアドバイスもあり、新たに物件を見て回り、「ここにします‼」と現在お住まいの家に決められたそうです。

調べて知っておいたほうが良いと思うのは、

 

まず、『仕事』と『費用面』です。

それぞれ生活スタイルは違いますが、『仕事』は、ファミリー層にとっては深刻な問題ではないでしょうか?仕事を見据えた選択が必要だと思います。

また、田舎暮らし生活では車が必要不可欠です。場合によっては購入も考えなくてはなりませんし。現に、人口減少によりバスが廃線になった箇所は少なくありません。(ちなみに菊池市には、電車は通っていません)

移住ををするにあたっての費用だけではなく生活をしていく上で、当面の費用確保をしておいたほうがよいのではと思います。

 

次に、『子供の成長』です。

自分たちの希望だけではなく、子供の成長(周囲とのかかわり)も視野に入れたビジョンをもっておいたほうがいいと思います。昔は、自分たちで行っていた場所も、現代の子供たちは、送り迎えが必要だったり・・・。

 

覚悟しておいたほうがいいと思うことは、2つあります。

 

1つ目は、『集落とのかかわり』です。

主に、行事と区役です。

 

2つ目は、『片付け』と『虫・爬虫類など』です。

前にも書きましたが、空き家の期間が長いほど動物たちの住処になる為、片づけをする際には、本当に苦労しましたし、後々少なくなるとは思いますが、いなくなることはないです。

以前から自分の借りている畑が私には広かったので、ご近所みなさんの協力もあり、畑半分をみなさんと一緒に活用して、蕎麦を育てて食してます。

蕎麦種も、無農薬で継いできたものを蒔いています。

すでに3回目も終了していて、今度は蕎麦畑を少し拡大してみようか?という話になっています。そして、少しでも蕎麦粉として販売できるようになれば皆さんの収入になるのではないかと。

脱穀・製粉のコスト面の問題はありますが(汗)

その点も含め、これから楽しく進められたらいいなと思っています。